テンアライド、今期経常を一転60％減益に下方修正

　テンアライド <8207> が11月9日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の3億5200万円→1億3800万円(前期は3億4800万円)に60.8％下方修正し、一転して60.3％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1億2900万円→2100万円(前年同期は1億7800万円)に83.7％下方修正し、減益率が27.5％減→88.2％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第2四半期連結累計期間における当社を取り巻く経営環境は、企業収益や雇用情勢の改善により景気は緩やかな回復基調で推移したものの、不安定な世界情勢等により先行きは不透明な状況にあります。　このような環境の中、売上高は天候の影響等により既存店売上が前年を下回り、当初予想を下回りました。　また、人手不足や労務環境改善のための諸施策を積極的に実施したため、人件費が高騰したことにより、利益についても当初予想を下回りました。　なお、通期の連結業績予想につきましては、売上は当期の状況に鑑みて既存店ベースで前年度と同水準で見込み、人件費の高騰については引き続き継続することから、利益は当初予想を下回る見込みです。　これに伴い、平成31年3月期通期連結業績予想の数値を修正いたします。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報を基に作成しているため、実際の業績は上記予想数値と大きく異なる可能性があります。