ストリームが急反落、７月中間期の営業利益見込みを下方修正

　ストリーム<3071.T>が急反落。３日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（２～７月）連結業績について、売上高を従来予想の９９億５７００万円から１０７億８６００万円（前年同期比４７．７％増）へ上方修正した一方、営業利益を同１億８００万円から１０００万円（前年同期１億６４００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。２月に連結子会社化したエックスワンの会員制無店舗販売事業で、カタログ制作費用やセミナー開催費用などが想定を上回ったことが要因としている。なお、純利益は、エックスワン子会社化に伴う負ののれん発生益などの計上で、同５３００万円から１億４００万円（同（同１億４０００万円の赤字）に上方修正している。
　なお、ストリームでは同日、エックスワンが販売する化粧品・健康食品など商品について、ラオックス<8202.T>と提携し同社店舗でも販売することになったと発表した。ストリームでは、国内免税品販売におけるリーディングカンパニーのラオックスと提携することで、外国人観光客向けの化粧品販売事業で先行的なシェア獲得の優位性を確立できると判断したという。

ストリームの株価は１１時１６分現在４４７円（▼３５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）