カスミが８月中間期業績予想を上方修正、消費増税の影響が想定下回る

　カスミ<8196.T>がこの日の取引終了後、１５年２月期第２四半期累計（１４年３～８月）連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１２０８億円から１２１８億円（前年同期比６．４％増）、営業利益を同２７億円から３３億円（同５１．２％増）、純利益を同９億円から１７億円（同３０．８％増）へそれぞれ上方修正した。消費増税の影響による落ち込みが想定よりも少なかったことが要因という。
　同時に発表した第１四半期（１４年３～５月）決算は、売上高６０１億７０００万円（同６．９％増）、営業利益１９億７００万円（同６７．９％増）、純利益９億１１００万円（同２４．６％増）となった。東京都への初出店となるフードスクエアオリナス錦糸町店など２店舗を出店したほか、フードスクエアみらい平駅前店の業態転換などを実施したことが寄与した。
　通期業績予想は売上高２４６３億円（前期比５．５％増）、営業利益６１億円（同５．６％増）、純利益３０億円（同１６．４％減）の従来予想を据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）