タカキューが後場マイナスに転じる、１９年２月期業績予想を赤字に修正し無配転落

　タカキュー<8166.T>が後場マイナスに転じている。午後２時ごろに１９年２月期の単独業績予想について、売上高を２５６億円から２４９億円（前期比４．７％減）へ、営業損益を３０００万円の黒字から７億５０００万円の赤字（前期６５００万円の黒字）へ、最終損益を１０００万円の黒字から５億５０００万円の赤字（同５１００万円の黒字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　暖冬傾向により防寒衣料を中心とした冬物商品の販売が想定を下回っていることに加えて、棚卸資産の期末残高が増加の見通しとなり、値下げの拡大による販売促進の影響などで売上総利益が予想を下回る見込みであることが要因としている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来３円を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表しており、これも売り材料視されている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（３～１１月）決算は、売上高１８３億８４００万円（前年同期比５．２％減）、営業損益６億２７００万円の赤字（前年同期６９００万円の赤字）、最終損益４億５８００万円の赤字（同７９００万円の赤字）だった。

出所：minkabuPRESS