タカキュー、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

　タカキュー <8166> が12月27日後場(14:00)に決算を発表。19年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常損益(非連結)は4億6100万円の赤字(前年同期は1億1500万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2億5000万円の黒字→5億円の赤字(前期は3億0400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の8億1800万円→6800万円(前年同期は5億3600万円)に91.7％減額し、一転して87.3％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、従来3円を計画していた期末一括配当を見送り、14期ぶりに無配転落(前期は3円)とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比69.2％減の1億0700万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.9％→0.7％に大幅悪化した。

株探ニュース