リョーサン、今期経常を一転13％増益に上方修正

　リョーサン <8140> が7月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の37億円→58億円(前期は51.2億円)に56.8％上方修正し、一転して13.2％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の17億円→37億円(前年同期は16.7億円)に2.2倍上方修正し、増益率が1.5％増→2.2倍に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年3月期第2四半期（累計）連結業績予想は、売上面では産業機器、情報通信やコンシューマ向けが堅調。利益面では、当第1四半期において相対的に利益率の高い製品の販売が好調だったこと、在庫回転が進み同関連費用が縮小したことに加え、当初想定よりも円安で推移したこと等が寄与いたしました。また、当第2四半期も高利益率製品の販売が一定程度継続することを見込んでおり、上方修正することといたします。　通期連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体需給の逼迫等により市場環境が依然として不透明であることを勘案し、上記のとおりといたします。