1,832円
サンワテクノスのニュース
■ガーラ <4777> 248円 (+50円、+25.3%) ストップ高
ガーラ <4777> [東証S]がストップ高。同社は30日、連結子会社である韓国のGala Labが開発してサービス提供中のパソコン向けオンラインゲーム「Flyff Online(フリフオンライン)」について、オンラインゲームプラットフォームを運営する中国のBEST KIRIN GLOBAL社とライセンス契約を締結したと発表。これが材料視されたようだ。この契約を通じてBEST KIRIN GLOBAL社は台湾、マカオ地域で「フリフオンライン」の再ローンチを担当。両社は協力関係のもと中国でのローカライゼーションを推進するとしている。
■東京鉄 <5445> 5,420円 (+705円、+15.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。東京鐵鋼 <5445> [東証P]がストップ高。31日午後1時30分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を825億円から840億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を100億円から140億円(同31.8%増)へ、純利益を69億円から98億円(同24.3%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間70円・期末165円の年235円から中間100円・期末235円の年335円(前期270円)に増額修正したことが好感された。足もとの製品出荷量が前期並みで推移するなか、製品出荷価格へのコスト反映が進み、またその関連商品などの出荷量の増加が見込まれることが牽引する。更に、主原料である鉄スクラップの購入価格が想定を大きく下回り、メタルスプレッドの改善が見込まれるとしている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高423億7900万円(前年同期比11.7%増)、営業利益69億1800万円(同56.9%増)、純利益50億1500万円(同53.0%増)だった。また、上限を12万株(発行済み株数の1.36%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は11月5日から12月23日まで。株主還元の充実並びに資本効率の向上を目的として、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。
■JBCCHD <9889> 4,430円 (+550円、+14.2%)
東証プライムの上昇率2位。JBCCホールディングス <9889> [東証P]が急反騰。31日昼ごろ、25年3月期連結業績予想について営業利益を51億円から58億円(前期比31.1%増)へ上方修正すると発表した。あわせて配当予想を増額しており、これらが好感され買われた。クラウドやセキュリティーを中心とした注力ビジネスの推進によって事業構造変革が加速し、これにより収益力が向上しているため。売上高については従来予想を据え置いた。配当予想は106円から124円(前期94円)に引き上げた。
■山九 <9065> 5,332円 (+652円、+13.9%)
東証プライムの上昇率3位。山九 <9065> [東証P]が急反騰。31日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想を90億円増額して5960億円(前期比5.8%増)、最終利益予想を20億円増額して270億円(同10.7%増)に見直した。また、中間配当をこれまでの予想から12円増額して102円で決定したうえで、期末配当予想も12円増額して102円とした。年間配当予想は204円(同30円増配)となる。機工事業において定期修理工事(SDM)の量が想定を上回る見込み。設備工事でのカーボンニュートラル案件の獲得なども収益を押し上げる。9月中間期の売上高は前年同期比7.9%増の2990億9800万円、最終利益は同15.5%増の132億3100万円だった。
■LIXIL <5938> 1,796円 (+188.5円、+11.7%)
東証プライムの上昇率7位。LIXIL <5938> [東証P]が急反騰。同社が30日取引終了後に発表した25年3月期上期(24年4-9月)決算は営業利益が前年同期比49%増の98億8000万円と大幅な伸びを達成した。四半期ベースでみると4~6月期は赤字決算だったが、7~9月期は前年同期実績の2.5倍となる103億6200万円と急拡大、これがポジティブサプライズとなったようだ。同社株は今月8日に大陰線で下放れ、前週には1600円台を割り込む水準まで売られていた。今週に入って底入れの兆しを示していたが、31日はマドを開けて大陽線を示現し9月20日につけた戻り高値1784円も一気に上抜いている。
■マキタ <6586> 5,053円 (+450円、+9.8%)
東証プライムの上昇率9位。マキタ <6586> [東証P]が続急伸。30日の取引終了後、25年3月期の連結最終利益(国際会計基準)が前期比39.6%増の610億円になりそうだと発表。従来予想の510億円から上方修正しており、これが好感された。同時に発表した上期(4-9月)の同利益は前年同期比83.5%増の382億円だった。新製品を積極的に投入したことに加え、コスト削減の取り組みや円安効果も大幅増益に貢献した。好調な上期決算を反映する形で通期予想の上方修正に踏み切った。なお、想定為替レートは1ドル=149円(前回は145円)、1ユーロ161円(同155円)にそれぞれ見直している。
■三菱自 <7211> 460円 (+39.1円、+9.3%)
東証プライムの上昇率10位。三菱自動車工業 <7211> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は30日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.8%減の1兆3073億8200万円、最終利益は同43.8%減の379億5100万円となった。7~9月期では最終利益は57%減となった。販売費の増加が業績を圧迫する一因になっているものの、利益水準としては市場が懸念しているほどは悪くはないとの見方があるようだ。上期での販売台数はグローバルで前年同期比5%増の40万8000台で、日本と北米、欧州、豪州・ニュージーランドは2ケタの伸び。アセアン地域も底堅く推移した。400円台で推移する株価には値頃感も意識され、堅調な販売動向による下期の業績回復を期待した買いが集まったようだ。
■サンワテク <8137> 2,171円 (+179円、+9.0%)
サンワテクノス <8137> [東証P]が4日続急伸。同社は30日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、株主還元方針の見直しについて発表。新たにDOE(株主資本配当率)4.0%以上をメドに、継続的かつ安定的な配当を行うことを目標とする配当方針を示した。これまでは連結配当性向25~35%を目標とする方針を掲げていた。これに伴って、期末配当予想を10円増額して70円に修正した。同社の25年3月期は減益計画となっているが、利益に連動する配当性向の目標と比べ、変動が小さい株主資本をベースに安定的に配当を実施する方針を打ち出したことで、見直し買いが集まったようだ。9月中間期の売上高は前年同期比21.9%減の694億2600万円、最終利益は同58.7%減の12億7100万円だった。大幅な減収減益となったが、計画に対しては上振れして着地した。年間配当予想は記念配当10円を含めて120円(前期比25円増配)となる。
■リオン <6823> 2,491円 (+204円、+8.9%)
リオン <6823> [東証P]が4日続急伸。30日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高130億4000万円(前年同期比7.8%増)、営業利益17億6100万円(同4.0%増)となり、従来予想(営業利益17億円)をやや上振れて着地したことが好感された。世界各地で半導体製造工場の新設や増設が進められていることを受けて、工場で使用される微粒子計の旺盛な需要が継続しており、液中微粒子計の販売が好調に推移した。また、高い製品需要に対応するために進めている設備等の増強により、生産効率をより一層向上させることができたことも寄与した。なお、国分寺本社敷地内にある厚生棟の建て替えに伴う費用が増加したため、純利益は11億9700万円(同4.8%減)となった。25年3月期通期業績予想は、売上高269億円(前期比4.6%増)、営業利益37億円(同6.5%増)、純利益27億円(同1.8%増)の従来見通しを据え置いている。
■ノジマ <7419> 2,150円 (+171円、+8.6%)
ノジマ <7419> [東証P]が3日続急伸。31日正午ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高3931億600万円(前年同期比9.8%増)、営業利益199億6800万円(同47.8%増)、純利益141億9800万円(同54.4%増)と大幅増益となり、従来予想の営業利益150億円を上回って着地したことに加えて、配当予想を従来の中間・期末各18円の年36円から中間・期末各20円の年40円(前期33円)に引き上げたことが好感された。長期にわたる猛暑が続いた影響で、エアコンなどの大物白物家電の売り上げが堅調に推移したほか、キャリアショップ事業で23年1月にグループ化したコネクシオをはじめとした各社でオペレーションと利益面の改善を図ったことが寄与した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高7650億円(前期比0.5%増)、営業利益310億円(同1.4%増)、純利益210億円(同5.1%増)の従来見通しを据え置いている。
■北陸電 <9505> 1,061円 (+82.3円、+8.4%)
北陸電力 <9505> [東証P]が4日続急伸。30日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を7950億円から8550億円(前期比5.8%増)へ、純利益を350億円から450億円(同20.8%減)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想を増額しており、これらが好感され買われた。燃料価格の高騰を織り込んだほか、水力発電量や総販売電力量の増加、七尾大田火力発電所の早期復旧などを踏まえた。配当予想は15円から17円50銭(前期7円50銭)に引き上げた。
■三和HD <5929> 3,926円 (+267円、+7.3%)
三和ホールディングス <5929> [東証P]が続急伸。31日午前11時30分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を6250億円から6530億円(前期比6.9%増)へ、営業利益を625億円から725億円(同10.9%増)へ、純利益を425億円から510億円(同18.0%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各39円の年78円から中間・期末各47円の年94円に引き上げたことが好感された。数量増と売価転嫁の着実な浸透で国内売り上げが順調なほか、米州売り上げが販売チャネル拡大などの施策により堅調に推移していることが要因。また、想定為替レートの見直しも寄与する。なお、第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高3138億2700万円(前年同期比9.9%増)、営業利益323億1300万円(同16.5%増)、純利益237億7500万円(同7.5%増)だった。また同時に、上限を513万株(発行済み株数の2.36%)、または150億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は11月1日から来年4月30日までで、株主還元を強化するとともに、資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。
■アドテスト <6857> 9,148円 (+553円、+6.4%)
アドバンテスト <6857> [東証P]が4日続急伸。30日取引終了後に25年3月期連結業績予想の上方修正と自社株買いの実施を発表しており、これを好感した買いが集まった。今期の売上高を6000億円から6400億円(前期比31.6%増)へ、営業利益を1380億円から1650億円(同2.0倍)へ引き上げた。AI投資の活発化を背景に、関連する装置需要の顕著な増加を見込んだ。AI関連用途以外の試験装置の需要回復については時間を要する見通し。自社株買いの取得上限は900万株(自己株式を除く発行済み株数の1.2%)、または500億円。期間は11月1日から来年2月26日まで。
※31日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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