東邦ＨＤ、非開示だった前期経常は57％減益へ

　東邦ホールディングス <8129> が4月23日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期の業績予想は連結経常利益が前の期比57.0％減の102億円に落ち込む見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を合理的に算定することが困難なことから未定としておりましたが、2020年4月の薬価改定やジェネリック医薬品使用促進をはじめとする医療費抑制策の影響に加えて、新型コロナウイルスへの感染を警戒した患者様の受診抑制や卸事業者間の価格競争の影響を大きく受け、当社の連結業績は、売上高、利益とも前期実績を下回る見込みとなりました。また、当社連結子会社である東邦薬品株式会社が独立行政法人地域医療機能推進機構（JCHO）を発注者とする医療用医薬品の入札に関する独占禁止法違反容疑で、2020年12月9日に公正取引委員会から刑事告発され東京地方検察庁から起訴されております。この事案について、今後発生しうる損失額を見積もり独占禁止法関連損失として4,213 百万円を特別損失に計上する予定であり、上記予想に含んでおります。（注）上記の連結業績予想については、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。