明和産、今期営業を21％下方修正

　明和産業 <8103> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は前年同期比38.0％減の12.2億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の33億円→26億円(前期は36.5億円)に21.2％下方修正し、減益率が9.7％減→28.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益は前年同期比18.1％減の13.7億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業利益は前年同期比45.7％減の5.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.5％→1.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　上期において、事業環境の悪化により一部事業の業績が当初の想定を下回って推移していることに加え、現状においては、年度内の回復が見込めないため、売上高及び営業利益を前回公表した業績予想から上記のとおり修正いたします。　一方、持分法適用会社において収益が回復傾向にあるため、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回の予想数値を据え置きとします。