ニプロが反落、海外医療機器新工場など低調で１４年３月期業績見込みを下方修正

　ニプロ<8086.T>が反落。１３日の取引終了後、集計中の１４年３月期連結業績について、売上高を従来予想の２９５０億円から３００７億円（前の期比２４．８％増）へ上方修正した一方、営業利益を同１５６億円から１２２億８０００万円（同８．０％増）へ、純利益を同６３億円から２８億６０００万円（同７２．０％減）へ下方修正したことが嫌気されている。円安による海外売上高の堅調に加え、国内で消費増税前の受注増もあり売上高は想定を上回るものの、利益面では、医療関連事業で海外医療機器新工場や硝子事業子会社などが計画に対して低調に推移し、業績の足を引っ張った。

ニプロの株価は９時２９分現在８６７円（▼６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）