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ニプロのニュース
ニプロ <8086> が5月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の122億円の黒字→123億円の赤字(前の期は121億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の221億円→234億円(前の期は224億円)に5.9%上方修正し、一転して4.3%増益を見込み、一気に3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の63.1億円の黒字→181億円の赤字(前年同期は45.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
令和2年3月31日に公表のとおり、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響による株式市況の悪化により、当社の保有する投資有価証券の時価が、取得価額に比べて著しく下落した事実をうけ減損処理による投資有価証券評価損298億77百万円を計上いたします。また同様に、コロナウイルスの影響を鑑みて将来計画を見直した結果、一部の連結子会社の業績予想の悪化等の理由により、のれんおよび固定資産の減損処理損失を56億円計上いたします。本業の業績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、特に第4四半期には受診自粛や外来診療抑制、新規採用の見送り等の自粛・抑制の影響から売上が伸長せず公表予想に対して若干の未達となりました。一方で、利益面におきましては、透析関連製品を中心に順調に販売が増加したことに加え、為替の影響も想定より限定的であったこと、さらにはROEを基準とする業績連動賞与の変動による影響もあり、営業利益、経常利益は前回予想を上回る見通しとなっております。しかしながら株式市況の悪化による影響は如何ともし難く、上記の特別損失の影響額が多額となったうえに、繰延税金資産に対する評価性引当金の計上や一部の子会社業績評価の悪化にかかる少数株主持分損益の影響などもあり、親会社株主に帰属する当期純損失は△123億円で着地する見通しとなっております。上記の予想は、本資料の発表日現在における事業環境において入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の63.1億円の黒字→181億円の赤字(前年同期は45.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
令和2年3月31日に公表のとおり、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響による株式市況の悪化により、当社の保有する投資有価証券の時価が、取得価額に比べて著しく下落した事実をうけ減損処理による投資有価証券評価損298億77百万円を計上いたします。また同様に、コロナウイルスの影響を鑑みて将来計画を見直した結果、一部の連結子会社の業績予想の悪化等の理由により、のれんおよび固定資産の減損処理損失を56億円計上いたします。本業の業績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、特に第4四半期には受診自粛や外来診療抑制、新規採用の見送り等の自粛・抑制の影響から売上が伸長せず公表予想に対して若干の未達となりました。一方で、利益面におきましては、透析関連製品を中心に順調に販売が増加したことに加え、為替の影響も想定より限定的であったこと、さらにはROEを基準とする業績連動賞与の変動による影響もあり、営業利益、経常利益は前回予想を上回る見通しとなっております。しかしながら株式市況の悪化による影響は如何ともし難く、上記の特別損失の影響額が多額となったうえに、繰延税金資産に対する評価性引当金の計上や一部の子会社業績評価の悪化にかかる少数株主持分損益の影響などもあり、親会社株主に帰属する当期純損失は△123億円で着地する見通しとなっております。上記の予想は、本資料の発表日現在における事業環境において入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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