阪和興業のニュース
<5609> 日本鋳造
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】JFE系列の鋳鋼品・鋳鉄品メーカー。建機向けが主力に。公共事業関連のエンジニアリングも
【最終減益】橋梁部品の大型案件が来期へ遅延、収益計画狂う。素形材は半導体装置需要が活況。工作機械向け復調、製鉄用も上乗せだが、鋼材値上げが下期拡大。営業増益幅縮小。復元配維持か。23年3月期は橋梁部品が復活。14期ぶり営業益8億円超へ。
【資源高】鉱山建機用素形材が日立建機の在庫調整終了。油井管用も復調期待だが脱炭素逆風。神奈川県グリーンボンドへ投資。
2022年1月25日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+42.9%の7.10億円、経常利益+18.8%の7.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2018年1月22日の1980円を高値のピークにして下降トレンド(A)形成。この中で7月9日に1061円まで下げて、もみあいとなり10月19日に1218円の高値をつけて急落となり、12月26日の670円、2019年8月29日の672円と2点底をつけて、1月14日に875円まで上昇したところで、コロナ相場に入り急落局面につれ安し、3月13日に466円で底打ちとなり、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、自律反発後そのまま9月15日に1097円まで上昇しました。ここからの調整で10月29日に636円まで下げて反発し、2021年2月24日に983円まで戻してもみあいとなり、8月20日に833円の安値をつけて反発し、9月17日に1193円と前年来高値更新となりました。ここからの調整で12月1日に745円まで下げて三角保ち合いとなっていましたが、今月の2月8日に821円で買転換となっています。
<8078> 阪和興業
四季報より 業種:卸売業。
【特色】独立系の鉄鋼商社。鋼材市場で存在感大。非鉄や水産物輸入など総合化推進。アジアに強い
【急 伸】鋼材販売が数量、価格とも想定超。スクラップ原料が相場高騰受け利ザヤ拡大。非鉄も引き合い活発で営業増益幅拡大。資源高で持分益膨らむ。100円配。23年3月期は鋼材販売の採算低下も高水準。
【鋼 材】国内外で新規取引先開拓に力、22年度までの3年間で5000社獲得目標(21年9月末3049社)。カナダ東部・中部の営業強化狙いトロント事務所開設。
2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+112.1%の620.00億円、経常利益+115.1%の620.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2019年11月8日の3265円を高値にして、その後のコロナ相場での急落につれ安し、3月19日の1481円、4月6日の1436円と2点底をつけて上昇トレンド(A)を形成しています。この中で自律反発の流れから9月11日に2394円の高値をつけて、10月30日に1997円まで押し目を入れ、短期の急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年5月12日に3725円の高値をつけ、上昇トレンド(B)を下に切り、7月20日に2995円まで押し目を入れ再上昇となって、9月14日に3840円と年初来高値を更新し、調整入りとなりました。その後12月1日の3010円、12月22日の3040円、2022年1月27日の3030円と3点底をつけて反発し、2月8日に3345円で買転換となっています。
<3861> 王子ホールディングス
四季報より 業種:パルプ・紙。
【特色】1873年創立。製紙国内首位、段ボール、パルプ、感熱紙のアジア、南米展開など海外先行
【最高益】新聞、印刷用紙はコロナ禍反動で回復し段ボールも国内産業用主導で数量増。機能材は車両向け部材増販。海外パルプ市況高騰が上期中心に大きく貢献。下期に原燃料価上昇で減速でも営業益5割増。23年3月期は牽引役のパルプ価格が一服。
【インド】段ボール製造会社を買収。徳島にバイオマス発電所22年秋稼働。紙素材のコップふたがANA国際線機内品に採用。
2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+41.5%の1200.00億円、経常利益+44.5%の1200.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年11月9日の392円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年10月9日に861円の高値をつけました。ここをピークに12月25日に542円まで大幅下落となり、2019年4月3日に726円まで反発し、ここから下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、8月15日に467円まで下げて11月12日の653円まで上げてピークをつけ、その後、もみあってコロナ相場に巻き込まれ、2020年3月13日に401円で底打ちとなり、ここからゆるやかな上昇トレンド(C)となっています。この上昇トレンド(C)の中で、8月3日の435円、10月30日の436円を2点底にして上昇トレンド(D)を形成し、急角度の上昇となって3月26日の767円、5月13日の769円と2点天井をつけて調整入りとなり、11月30日に524円まで下げて反発しかかっています。
<6881> キョウデン
四季報より 業種:電気機器。
【特色】プリント配線板大手。産業機器軸に設計開発から実装・組み立てまで一貫体制。工業材料事業も
【急 伸】基板は産業機器向け受注が想定超。タイも車載用が伸長。工業材料は堅調。後半設備増強費用増でも前号比営業増益幅拡大。為替差益見込まず。特益消滅。増配。23年3月期は基板が国内外とも需要増勢。
【中 計】22年3月期から3年間で200億円の設備投資計画。高多層、ビルドアップ基板向け設備増強。パワー半導体向け高速厚銅メッキ工法による高放熱基板開発。
2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+111.3%の50.00億円、経常利益+95.7%の49.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2018年9月3日の760円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日の310円、2019年8月13日の269円を2点底にして、12月25日に431円の高値をつけたところで、その後のコロナ相場に突入し急落となって2020年4月6日に198円で底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(B)を形成し、この中で6月2日の355円、11月25日の361円と2点天井となり、2021年4月27日に298円まで押し目を入れ、上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で11月22日に727円まで上昇後、12月21日に585円まで押し目を入れ、2022年1月4日に838円と年初に高値となりました。ここから急落となり1月28日に572円まで下げて反発に転じ、2月10日に669円まで上昇してもみあっています。
<6915> 千代田インテグ
四季報より 業種:電気機器。
【特色】ソフト素材加工専門の総合部品メーカー。OA、AVが中心。自動車用、携帯端末用部材を拡張
【増益続く】東南アジアと中国がAV機器やゲーム機器向け好調。巣ごもり需要と円安効果が大きく営業益はコロナ前越え。22年12月期は国内や米、中で自動車向け増勢。東南アジアもAV機器向け中心に着実展開。部品調達に懸念残るも、営業増益基調。
【自動車】豊橋工場再稼働や草加事業所増強で自動車向け拡充。米オハイオ工場は22年前半稼働。新市場はスタンダードを選択。
2022年2月14日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+0.1%の27.00億円、経常利益-7.4%の28.00億円と増収・減益の見通し。
2019年8月13日の1871円を安値とする水準から、10月30日の2497円、12月11日の2488円と2点天井をつけて当面のピークとなり、その後のコロナ相場の急落で2020年3月17日に1360円で底打ちとなり、自律反発したあと押し目をつけ、6月5日に1838円まで上昇後、短期の下降トレンド(A)へ移行しました。
この下降トレンド(A)の中で、11月30日の1480円を安値に上放れとなって、上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で2021年3月29日に1986円まで上昇し、7月9日に1721円まで下げて、やや角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行し、2021年9月17日に前年来高値更新となり、2273円まで上昇しました。ここから調整入りとなり、今年の1月27日に1735円まで下げて反発に転じているとこころです。
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