＜チャートの視点＞＝セイコーＨＤ、逆三尊形成で出直り期待浮上

　セイコーホールディングス<8050.T>は２月１２日安値５８５円と４月１０日につけた年初来安値５７０円、５月１３日安値５８０円で逆三尊を形成。出直り期待が浮上している。
　きょうは一時、前日比３０円高の６４３円まで上昇し、一目均衡表で先行スパン１（１９日時点：６０７円）と先行スパン２（同：６２５円）で囲まれた範囲（雲）を突破。また、日足チャートでは５日移動平均線（１９日時点：５９６円）と２５日移動平均線（同：６１１円）、および２５日線と７５日移動平均線（同：６２０円）とのゴールデン・クロスが視野に入っている。
　なお、１２日に発表された１６年３月期通期の連結業績予想は、売上高３２００億円（前期比９．０％増）、営業利益１６０億円（同３７．１％増）となっている。

セイコーＨＤの株価は１４時５０分現在６３８円（△２５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）