浜丸魚、前期営業を一転赤字に下方修正

　横浜丸魚 <8045> [ＪＱ] が4月30日大引け後(15:10)に業績修正を発表。20年3月期の連結営業損益を従来予想の1億9000万円の黒字→4700万円の赤字(前の期は1億8500万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益も従来予想の1億8300万円の黒字→5400万円の赤字(前年同期は1億4200万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績につきましては、海洋環境の変化に伴う大幅な漁獲量の減少による取引価格の高騰に加え、相次いで襲来いたしました激甚災害指定の大型台風が集荷に与えた影響も大きく、さらには新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外食産業低迷の影響等により、売上高は前回発表予想を下回る見込みであります。また、売上高減少に伴う売上総利益の減少に加え、上記の貸倒引当金繰入額の計上等により、営業損失47百万円、経常利益212百万円と、それぞれ前回発表予想を下回る見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益におきましても、上記要因に加え、固定資産の売却等により100百万円を特別損失に計上したこともあり、82百万円と、前回発表予想を下回る見込みであります。　また、配当予想及び株主優待につきましては、変更の予定はございません。なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。