東ソワール、今期経常を36％上方修正、配当も10円増額

　東京ソワール <8040> [東証Ｓ] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比10.6％増の7億0100万円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億8000万円→3億8000万円(前期は4億4900万円)に35.7％上方修正し、減益率が37.6％減→15.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常損益も従来予想の3億5300万円の赤字→2億5300万円の赤字(前年同期は300万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→30円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比63.8％減の6800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.9％→1.5％に大幅悪化した。

株探ニュース