紙パル商、前期経常を6％下方修正

　日本紙パルプ商事 <8032> が5月7日後場(14:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の115億円→107億円(前の期は99.9億円)に6.5％下方修正し、増益率が15.0％増→7.6％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の61.6億円→54.1億円(前年同期は58.9億円)に12.1％減額し、一転して8.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2019年４月26日に公表いたしました「当社及び連結子会社における特別損失の計上に関するお知らせ」のとおり、連結子会社(株)野田バイオパワーＪＰにて特別損失を計上すること、また米国子会社等の海外卸売事業の業績が当初計画を下回る見込みであることなどから、上記のとおり通期業績予想の修正をいたします。　なお配当金につきましては、前回予想の通り1株当たり期末配当55円を予定しております。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。