先読み作戦指令室＝高島：太陽光発電、鉄道車両部材が伸び増益、増配の計画

　高島に注目したい。

　次世代の収益源として育成してきた太陽光発電システムが順調に成長期に入ってきたことが評価材料。

　１０年３月期連結営業損益は４億７２００万円の黒字（前期２９００万円の赤字）と大幅改善、１．５円の復配となった。この業績回復をリードしたのは太陽光発電システムで、１０年３月期の国内住宅向け出荷数が前期比２．６倍に拡大した。

　内外で需要が増加している鉄道車両向け部材も好調に推移している。

　１１年３月期の営業利益は太陽光発電システム、鉄道車両部材の伸長や、液晶・自動車向け樹脂製品、建材の回復などを背景に６億円（前期比２６．９％増）、２円に増配する計画。

　株価は４月１３日に１６７円高値を付けたあとに下落したが、前日１５日には下ヒゲを付けてから２５日移動平均線上に浮上、陽線で引けるなど、新しい上昇トレンドに入りそうな気配となっている。

　午前９時３６分現在の株価は前日比変わらずの１４４円。



◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社