985円
くろがね工作所のニュース
■アイビーシー <3920> 487円 (+80円、+19.7%) ストップ高
アイビーシー <3920> [東証S]がストップ高。同社は31日午前11時40分ごろ、23年9月期通期の連結業績予想修正を発表。営業損益の見通しを従来の1億円の黒字から2億円の黒字(前期は4800万円の赤字)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も17億6500万円から19億円(前期比26.6%増)に上方修正。ネットワークシステム性能監視/情報管理ツール「System Answerシリーズ」の機能拡張を機とした既存顧客へのサポート強化などの施策や前期から実施していたパートナービジネスの強化が功を奏し、ライセンスの販売及びサービスの提供が大幅に増加していることが主な要因だとしている。
■イーロジット <9327> 628円 (+100円、+18.9%) ストップ高
イー・ロジット <9327> [東証S]がストップ高。31日、自社開発のWMS(倉庫管理システム)とコマースプラットフォーム「Shopify」の自動連携を可能にするアプリを 「Shopify」アプリストアで4月1日から提供すると発表しており、好材料視された。今回、WMSとの連携が可能になった「Shopify」は、コーディングなどの専門知識がなくともオンラインストアの構築や運営を可能にする、世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォーム。近年、同社のクライアントにも「Shopify」の利用が増加していることなどから、アプリの提供を開始するとしており、「Shopify」で制作したECサイトで受けた注文がイーロジットのWMSに自動で登録され、倉庫作業完了後、出荷状況および配送情報をストアへ反映するようになるとしている。
■くろ工 <7997> 503円 (+80円、+18.9%) ストップ高
くろがね工作所 <7997> [東証S]がストップ高。30日の取引終了後、23年11月期の連結業績予想について、最終損益を6000万円の赤字から一転して12億1500万円の黒字(前期5億6600万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。第4四半期決算において、固定資産売却益を計上する見通しとなったことが要因としている。
■Lドリンク <2585> 3,210円 (+504円、+18.6%) ストップ高
ライフドリンク カンパニー <2585> [東証S]がストップ高。30日の取引終了後、26年3月期を最終年度とする新中期経営計画を策定したと発表しており、この内容を好感した買いが集まった。経営数値目標として、最終年度に売上高420億円(23年3月期予想296億円)、営業利益50億円(同30億円)を掲げた。24年3月期に御殿場工場の立ち上げ準備を行うほか、今年1月に子会社化を完了したニットービバレッジとのシナジー創出を図る。25年3月期に御殿場工場の生産を開始する見通し。
■FフォースG <7068> 671円 (+100円、+17.5%) ストップ高
フィードフォースグループ <7068> [東証G]がストップ高。30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年6月-23年2月)連結決算は、売上高29億100万円(前年同期比37.4%増)、営業利益6億8700万円(同3.5%減)と増収減益だったものの、12-2月期では営業利益は前年同期比38.3%増となっており、直近の業績改善を好感した買いが入ったようだ。前期に連結子会社化したシッピーノ、テープス、フラクタの貢献によりDX事業が大幅増収となったほか、デジタルマーケティング支援を行うプロフェッショナルサービス事業、データフィード管理やソーシャルログインシステムなどを提供するSaaS事業も伸長した。人件費も大幅に増加したが、各事業におけるコストコントロールが奏功し、四半期ベースで大幅増益となった。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高39億700万円(前期比30.0%増)、営業利益9億4700万円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。
■クラッチ <6408> 3,060円 (+447円、+17.1%) 一時ストップ高
小倉クラッチ <6408> [東証S]が3日ぶりに急反騰、一時ストップ高となり昨年来高値を更新した。30日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したのに伴い、23年3月期業績に投資有価証券売却益4億7300万円を特別利益として計上すると発表したことが好感された。なお、業績予想の修正については他の要因も含めて精査中としている。
■くふう <4376> 426円 (+54円、+14.5%)
くふうカンパニー <4376> [東証G]が続急騰。30日の取引終了後、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.7%)、取得総数10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、好感されたようだ。取得期間は4月3日から7月31日までで、東京証券取引所における市場買付けを通じ取得する。
■東競馬 <9672> 4,045円 (+510円、+14.4%)
東証プライムの上昇率トップ。東京都競馬 <9672> [東証P]が急反騰。30日の取引終了後、香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントによる東競馬株の保有比率が8.38%となったことが明らかとなった。これを思惑視した買いが入ったようだ。オアシスが30日に財務省に提出した大量保有報告書で判明した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としている。報告義務発生日は3月28日。
■IRジャパン <6035> 2,341円 (+186円、+8.6%)
東証プライムの上昇率3位。アイ・アールジャパンホールディングス <6035> [東証P]が急反発した。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高の見通しを54億3700万円から60億600万円(前期比28.5%減)、最終利益の見通しを3億9000万円から5億9200万円(同75.7%減)に引き上げており、買いを誘う要因となったようだ。顧客からのエクイティ・コンサルティングの追加受託があり、売上高が上振れする見込みとなった。第三者委員会調査費用の大幅な増加があった一方で、経費削減の影響も寄与するという。
■西日本FH <7189> 1,088円 (+86円、+8.6%)
東証プライムの上昇率4位。西日本フィナンシャルホールディングス <7189> [東証P]が急反発。九州を基盤とする金融持ち株会社で利益は23年3月期を底に回復トレンド入りが見込まれている。株価指標面ではPERが5倍台、PBRは0.2倍台と非常に低い水準にある。特に低PBR是正については、東証の働きかけもあって対応が求められる流れにある。そうしたなか、同社は30日取引終了後に株主還元姿勢を強化することを明示、総還元性向の目安を30%程度から40%程度に引き上げると発表した。これが評価され投資資金を引き寄せる格好となった。
■ハニーズHD <2792> 1,661円 (+118円、+7.7%)
東証プライムの上昇率6位。ハニーズホールディングス <2792> [東証P]が3日続急伸。30日の取引終了後に23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比2.1倍の35億3000万円と大幅増益だった。あわせて期末配当の増額も発表しており、これらを好感した買いが集まった。6-2月期の売上高は同15.7%増の374億8400万円で着地した。新型コロナウイルスの影響が緩和し、外出機会が回復したことが追い風となった。商品価格の一部見直しやEC事業の伸長が寄与した。増配については、従来20円としていた期末配当予想を25円に見直した。これにより、年間配当は45円(前期35円)となる見込みだ。
■三井物 <8031> 4,116円 (+291円、+7.6%)
東証プライムの上昇率7位。三井物産 <8031> [東証P]が急反発。31日付の日本経済新聞朝刊が、「三井物産は2026年3月期まで3年間のキャッシュフロー(CF)に対する総還元性向を今の33%から引き上げる検討を始めた」と報じた。株主還元の強化を期待した買いが集まったようだ。報道では他の大手商社の株主還元策に言及しており、三菱商事 <8058> [東証P]も今後の追加還元を視野に入れると伝えている。東証の業種別指数である「卸売業」は朝方の東京市場で2%を超す上昇となるなど、商社株の刺激材料となったとみられる。
■フロンテオ <2158> 795円 (+52円、+7.0%)
FRONTEO <2158> [東証G]が3連騰。今週に入り商いを伴い一気に底離れの動きとなり、31日は2月中旬以来となる800円台を回復する場面があった。自然言語解析AIなどを活用し、リーガルテック事業のほかヘルスケア分野にも展開している。東京市場では自然言語AI技術に絡む銘柄を軸にAI関連株人気が急速に高まっており、出遅れていた同社株もこの流れに乗った。そのなか、同社も直近は株価刺激材料を矢継ぎ早にリリースしており、前日30日は同社開発の転倒転落予測AIシステム「Coroban」が「地域における医療提供体制の確保に資する設備の特別償却制度」の対象になったと発表、これが投資資金の攻勢を加速させる手掛かり材料となった。
※31日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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