決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … サイエンスＡ、出前館、ＢｅｅＸ (7月15日～21日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から22日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　リックソフト <4429>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の1.8億円に急拡大し、通期計画の4.5億円に対する進捗率は40.6％に達し、3年平均の21.5％も上回った。

★No.3　幸和製 <7807>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比0.9％増の2.1億円となり、3-8月期(上期)計画の1億円に対する進捗率が207.7％とすでに上回り、さらに4年平均の59.8％も超えた。

★No.5　ココナラ <4176>
　22年8月期の経常損益を従来予想の12.9億円の赤字→5.7億円の赤字(前期非連結は0.5億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2484> 出前館 　　　　東Ｓ 　 +47.34 　　7/15　　　3Q　　　　赤拡
<4429> リックソフト 　東Ｇ 　 +45.27 　　7/15　　　1Q　　　117.86
<7807> 幸和製 　　　　東Ｓ 　 +26.02 　　7/15　　　1Q　　　　0.93
<3810> サイステップ 　東Ｓ 　 +18.28 　　7/15　本決算　　　　　－
<4176> ココナラ 　　　東Ｇ 　 +17.55 　　7/15　　　3Q　　　　赤転

<3823> ＷＨＤＣ 　　　東Ｓ 　 +14.29 　　7/15　　　3Q　　　　赤縮
<3558> ロコンド 　　　東Ｇ 　 +10.81 　　7/15　　　1Q　　　　9.03
<6182> メタリアル 　　東Ｇ 　 +10.64 　　7/15　　　1Q　　　146.81
<4270> ＢｅｅＸ 　　　東Ｇ 　 +10.07 　　7/15　　　1Q　　　　　－
<4490> ビザスク 　　　東Ｇ　　 +8.00 　　7/15　　　1Q　　　-63.33

<4412> サイエンスＡ 　東Ｇ　　 +7.08 　　7/15　　　3Q　　　　黒転
<4016> ミット 　　　　東Ｓ　　 +6.41 　　7/15　　上期　　　206.25
<7360> オンデック 　　東Ｇ　　 +5.61 　　7/15　　上期　　　　黒転
<6205> オーケーケー 　東Ｓ　　 +3.96 　　7/20　　　1Q　　　　黒転
<2411> ゲンダイ 　　　東Ｓ　　 +3.20 　　7/15　　　1Q　　　303.33

<4015> アララ 　　　　東Ｇ　　 +2.59 　　7/15　　　3Q　　　　赤転
<5817> ＪＭＡＣＳ 　　東Ｓ　　 +2.30 　　7/15　　　1Q　　　　4.94
<2927> ＡＦＣ－ＨＤ 　東Ｓ　　 +1.64 　　7/15　　　3Q　　　-48.24
<3266> ファンクリＧ 　東Ｓ　　 +1.25 　　7/15　　上期　　　　赤縮
<8887> リベレステ 　　東Ｓ　　 +1.19 　　7/15　本決算　　　 -9.72

<7086> きずなＨＤ 　　東Ｇ　　 +1.16 　　7/15　本決算　　　 13.71
<3557> Ｕ＆Ｃ 　　　　東Ｇ　　 +0.94 　　7/15　　　1Q　　　　赤拡
<3223> ＳＬＤ 　　　　東Ｓ　　 +0.92 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<2687> ＣＶＳベイ 　　東Ｓ　　 +0.76 　　7/15　　　1Q　　　　赤縮
<7997> くろ工 　　　　東Ｓ　　 +0.73 　　7/15　　上期　　　　赤転

<4198> テンダ 　　　　東Ｓ　　 +0.51 　　7/15　本決算　　　　6.69
<2769> ヴィレッジＶ 　東Ｓ　　 +0.47 　　7/15　本決算　　　 -9.52
<5078> セレ 　　　　　東Ｓ　　 +0.36 　　7/15　　　1Q　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース