決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … 出前館、グッドパッチ、ＴＫＰ (10月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　買取王国 <3181>
　21年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.6倍の4300万円に急拡大し、通期計画の1億2300万円に対する進捗率は5年平均の19.5％を上回る35.0％に達した。

★No.2　グッドパッチ <7351>
　20年8月期の連結経常利益は前の期比2.5倍の2.1億円に伸び、21年8月期も前期比40.3％増の2.9億円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　セリオ <6567>
　21年5月期の連結経常利益を従来予想の2億円→2.7億円(前期は1.6億円)に39.5％上方修正し、増益率が19.8％増→67.1％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3181> 買取王国 　　　ＪＱ 　 +31.68 　 10/15　　上期　　　258.33
<7351> グッドパッチ 　東Ｍ 　 +28.67 　 10/15　本決算　　　 40.28
<6567> セリオ 　　　　東Ｍ 　 +27.46 　 10/15　　　1Q　　　853.33
<2484> 出前館 　　　　ＪＱ 　 +19.97 　 10/15　本決算　　　　赤拡
<9270> バリュエンス 　東Ｍ 　 +17.43 　 10/15　本決算　　　293.89

<7997> くろ工 　　　　東２ 　 +14.56 　 10/15　　　3Q　　　　赤拡
<4490> ビザスク 　　　東Ｍ 　 +12.96 　 10/15　　上期　　　155.00
<6578> エヌリンクス 　東２ 　 +10.03 　 10/15　　上期　　　　黒転
<7807> 幸和製 　　　　ＪＱ　　 +5.91 　 10/15　　上期　　　 13.17
<3647> ジー・スリー 　東２　　 +4.06 　 10/15　本決算　　　 73.91

<3479> ＴＫＰ 　　　　東Ｍ　　 +3.53 　 10/15　　上期　　　　赤転
<2736> フェスタリア 　ＪＱ　　 +2.48 　 10/15　本決算　　　　黒転
<7219> ＨＫＳ 　　　　ＪＱ　　 +1.69 　 10/15　本決算　　　 53.57

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース