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グローブライドのニュース
■要約
グローブライド<7990>は、釣具(グローバルブランド名「DAIWA」)で1976年に売上高世界No.1に躍進。以来、数々のイノベーションを積み重ね、独自のテクノロジーを基盤とした革新的な製品と新たなフィッシングライフの提案などで常に業界をけん引し、フィッシングの世界では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの存在だ。そのほか、ゴルフ、テニス、サイクルスポーツ用品なども手掛け、グローバルに展開している。
国内、海外における販売比率は国内がおよそ7割、残り3割が海外になっている。米州、欧州のほか、アジア・オセアニアで着実に足場を固め、最近ではアジア向けの売上の伸びが著しい。なお、製品は一部の高級品を除いて、ほぼ中国、ベトナム、タイなど海外で生産している。主力はフィッシングで売上高の87.5%を構成、そのほか、ゴルフが5.1%、ラケットスポーツ・サイクルスポーツが7.0%、その他が0.4%(2019年3月期)となっている。
2009年10月1日に旧社名ダイワ精工株式会社から現社名に変更した。釣具に関しては引き続き「DAIWA」ブランドを継承し、着実に成長を遂げている。趣味の領域の製品カテゴリーであるため、収益は景気動向に左右されやすい。ただ、ブランド力は強力であり、今後は釣具以外の分野をいかに伸ばすかもポイントになりそうだ。今後も市場創造型の革新的な新製品の開発を通して世界市場の活性化に努めていく。
2019年5月14日に発表した2019年3月期の連結決算は、売上高が87,811百万円(前期比2.4%増)、営業利益が3,818百万円(同1.3%増)、経常利益が3,272百万円(同9.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,959百万円(同18.5%増)となった。上期は日本列島に大きな災害が相次いだ影響から苦戦したものの、後半は回復傾向を強めたことで営業増益を確保できた。
2020年3月期の見通しは、売上高が93,000百万円(前期比5.9%増)、営業利益が4,200百万円(同10.0%増)、経常利益が3,500百万円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,400百万円(同18.9%減)を想定している。
なお、同社は2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を進行中である。最終年度である2021年3月期は、売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当は年間70円を目指している。
■Key Points
・2019年3月期は、売上高は前期比2.4%増、営業利益は同1.3%増となり、営業増益を確保
・2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を進行中
・毎期着実に増配を継続、2020年3月期は65円配当を予想
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)
<YM>
グローブライド<7990>は、釣具(グローバルブランド名「DAIWA」)で1976年に売上高世界No.1に躍進。以来、数々のイノベーションを積み重ね、独自のテクノロジーを基盤とした革新的な製品と新たなフィッシングライフの提案などで常に業界をけん引し、フィッシングの世界では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの存在だ。そのほか、ゴルフ、テニス、サイクルスポーツ用品なども手掛け、グローバルに展開している。
国内、海外における販売比率は国内がおよそ7割、残り3割が海外になっている。米州、欧州のほか、アジア・オセアニアで着実に足場を固め、最近ではアジア向けの売上の伸びが著しい。なお、製品は一部の高級品を除いて、ほぼ中国、ベトナム、タイなど海外で生産している。主力はフィッシングで売上高の87.5%を構成、そのほか、ゴルフが5.1%、ラケットスポーツ・サイクルスポーツが7.0%、その他が0.4%(2019年3月期)となっている。
2009年10月1日に旧社名ダイワ精工株式会社から現社名に変更した。釣具に関しては引き続き「DAIWA」ブランドを継承し、着実に成長を遂げている。趣味の領域の製品カテゴリーであるため、収益は景気動向に左右されやすい。ただ、ブランド力は強力であり、今後は釣具以外の分野をいかに伸ばすかもポイントになりそうだ。今後も市場創造型の革新的な新製品の開発を通して世界市場の活性化に努めていく。
2019年5月14日に発表した2019年3月期の連結決算は、売上高が87,811百万円(前期比2.4%増)、営業利益が3,818百万円(同1.3%増)、経常利益が3,272百万円(同9.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,959百万円(同18.5%増)となった。上期は日本列島に大きな災害が相次いだ影響から苦戦したものの、後半は回復傾向を強めたことで営業増益を確保できた。
2020年3月期の見通しは、売上高が93,000百万円(前期比5.9%増)、営業利益が4,200百万円(同10.0%増)、経常利益が3,500百万円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,400百万円(同18.9%減)を想定している。
なお、同社は2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を進行中である。最終年度である2021年3月期は、売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当は年間70円を目指している。
■Key Points
・2019年3月期は、売上高は前期比2.4%増、営業利益は同1.3%増となり、営業増益を確保
・2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を進行中
・毎期着実に増配を継続、2020年3月期は65円配当を予想
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)
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