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グローブライドのニュース
■要約
グローブライド<7990>は、釣具(グローバルブランド名「DAIWA」)で1976年に売上高世界No.1に躍進。以来、数々のイノベーションを積み重ね、独自のテクノロジーを基盤とした革新的な製品と新たなフィッシングライフの提案などで常に業界をけん引し、フィッシングの世界では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの存在だ。そのほか、ゴルフ、テニス、サイクルスポーツ用品なども手掛け、グローバルに展開している。
国内、海外における販売比率は国内がおよそ7割、残り3割が海外になっている。米州、欧州のほか、アジア・オセアニアで着実に足場を固めてきた。最近では、アジア向けの売上の伸びが著しい。なお、製品は一部の高級品を除いて、ほぼ中国、ベトナム、タイなど海外で生産している。主力はフィッシングで売上高の84.9%を構成、そのほか、ゴルフが6.7%、ラケットスポーツが8.0%、サイクルスポーツなどその他が0.4%(2018年3月期)となっている。
2009年10月1日に旧社名ダイワ精工株式会社から現社名に変更。釣具に関しては引き続き「DAIWA」ブランドを継承し、着実に成長を遂げている。趣味の領域の製品カテゴリーであるため、収益は景気動向に左右されやすい。ただ、ブランド力は強力であり、今後は釣具以外の分野をいかに伸ばすかもポイントになりそうだ。今後も市場創造型の革新的な新製品の開発を通して世界市場の活性化に努めていく。
2018年5月11日に発表した2018年3月期の連結決算は、売上高が85,785百万円(前期比8.4%増)、営業利益が3,768百万円(同10.3%増)、経常利益が3,598百万円(同47.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,497百万円(同14.3%増)と2ケタの営業増益を確保。売上高は1993年3月期以来、25年ぶりに過去最高を更新した。続く2019年3月期は、売上高が90,000百万円(前期比4.9%増)、営業利益が4,000百万円(同6.1%増)、経常利益が3,700百万円(同2.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,600百万円(同4.1%増)と連続増収増益を見込んでいる。
同社は2019年3月期を出発点として2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。主力の釣り製品に関して、国内では確固たるブランド力を背景に市場の活性化と健全化に務め、海外ではアジアを中心に海外展開を強化する考え。最終年度である2021年3月期は、売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当は年間70円を目指している。
■Key Points
・2018年3月期は25年ぶりに過去最高の売上高を更新。利益面は2ケタの営業増益を確保
・2019年3月期も連続増収増益を見込む
・2021年3月期に売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当70円を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
<NB>
グローブライド<7990>は、釣具(グローバルブランド名「DAIWA」)で1976年に売上高世界No.1に躍進。以来、数々のイノベーションを積み重ね、独自のテクノロジーを基盤とした革新的な製品と新たなフィッシングライフの提案などで常に業界をけん引し、フィッシングの世界では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの存在だ。そのほか、ゴルフ、テニス、サイクルスポーツ用品なども手掛け、グローバルに展開している。
国内、海外における販売比率は国内がおよそ7割、残り3割が海外になっている。米州、欧州のほか、アジア・オセアニアで着実に足場を固めてきた。最近では、アジア向けの売上の伸びが著しい。なお、製品は一部の高級品を除いて、ほぼ中国、ベトナム、タイなど海外で生産している。主力はフィッシングで売上高の84.9%を構成、そのほか、ゴルフが6.7%、ラケットスポーツが8.0%、サイクルスポーツなどその他が0.4%(2018年3月期)となっている。
2009年10月1日に旧社名ダイワ精工株式会社から現社名に変更。釣具に関しては引き続き「DAIWA」ブランドを継承し、着実に成長を遂げている。趣味の領域の製品カテゴリーであるため、収益は景気動向に左右されやすい。ただ、ブランド力は強力であり、今後は釣具以外の分野をいかに伸ばすかもポイントになりそうだ。今後も市場創造型の革新的な新製品の開発を通して世界市場の活性化に努めていく。
2018年5月11日に発表した2018年3月期の連結決算は、売上高が85,785百万円(前期比8.4%増)、営業利益が3,768百万円(同10.3%増)、経常利益が3,598百万円(同47.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,497百万円(同14.3%増)と2ケタの営業増益を確保。売上高は1993年3月期以来、25年ぶりに過去最高を更新した。続く2019年3月期は、売上高が90,000百万円(前期比4.9%増)、営業利益が4,000百万円(同6.1%増)、経常利益が3,700百万円(同2.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,600百万円(同4.1%増)と連続増収増益を見込んでいる。
同社は2019年3月期を出発点として2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。主力の釣り製品に関して、国内では確固たるブランド力を背景に市場の活性化と健全化に務め、海外ではアジアを中心に海外展開を強化する考え。最終年度である2021年3月期は、売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当は年間70円を目指している。
■Key Points
・2018年3月期は25年ぶりに過去最高の売上高を更新。利益面は2ケタの営業増益を確保
・2019年3月期も連続増収増益を見込む
・2021年3月期に売上高100,000百万円、営業利益5,000百万円を掲げ、年間配当70円を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
<NB>
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