ニフコ、今期経常を32％上方修正、配当も3円増額

　ニフコ <7988> が2月3日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.2％減の162億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の182億円→240億円(前期は287億円)に31.9％上方修正し、減益率が36.7％減→16.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の115億円→173億円(前年同期は141億円)に50.1％増額し、一転して23.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→53円(前期は62円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.4％増の96.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.7％→13.7％に上昇した。

株探ニュース