重松製、前期経常を28％上方修正（訂正）

　重松製作所 <7980> [ＪＱ] が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億5000万円→3億2000万円(前の期は9000万円)に28.0％上方修正し、増益率が2.8倍→3.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2億8000万円→3億5000万円(前年同期は2億7600万円)に25.0％増額し、増益率が1.4％増→26.8％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期通期の業績につきましては、主要顧客である製造業からの受注が期初から堅調に推移したことに加え、年明けからの新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、第４四半期の防じんマスクや保護衣等の受注が大きく増加した結果、売上高は115億97百万円と前回予想を７億円程度上回る見込みであります。　一方、利益面につきましては、売上増加の影響から、営業利益３億７百万円、経常利益３億20百万円、特別利益として福島県の産業復興企業立地補助金36百万円を計上する予定を踏まえ、当期純利益は２億65百万円と、いずれも前回予想を上回る見込みであります。　配当予想につきましては、2019年５月９日に公表した前回予想から変更はありません。（注）上記予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績、配当金は今後の様々な要因により、予想数値と異なる結果となる可能性があります。