ＴＡＳＡＫＩは反落、第３四半期７２％営業増益と好決算も材料出尽くし感強まる

　ＴＡＳＡＫＩ<7968.T>が反落。１０日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１４年１１月～１５年７月）連結決算は、売上高１６０億６５００万円（前年同期比１１．４％増）、営業利益２４億９００万円（同７２．０％増）、純利益２３億１００万円（同９７．２％増）と大幅増益で着地したものの、材料出尽くし感から売りが先行しているようだ。ブランドの浸透で同社を代表する商品群の売り上げが順調に推移したことに加えて、４月に新規出店した東京ミッドタウン店の効果や、訪日外国人の増加も売り上げ増加に寄与したという。
　なお、１５年１０月期通期業績予想は、売上高２２６億円（前期比１８．７％増）、営業利益２６億７０００万円（同８３．４％増）、純利益２４億４０００万円（同２．１倍）の従来予想を据え置いており、上方修正が期待されていただけに失望感もあるようだ。

ＴＡＳＡＫＩの株価は９時２３分現在１４９８円（▼９６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）