河合楽器が急落、新中期経営計画に市場は不協和音

　河合楽器製作所<7952>が急落。株価は１０営業日ぶりに３０００円の大台を割り込み、一時前日比１２．９％安の２８８０円を付けた。同社は２７日大引け後、２２年３月期を最終年度とする第６次中期経営計画「Ｒｅｓｏｎａｔｅ２０２１」を発表。２７年の創立１００周年に向けてピアノでナンバーワン企業を目指し、販売力や生産力を深化させ、基幹事業の楽器教育事業の収益力向上を図るとしている。ただ、業績について１９年３月期営業利益見通しの３７億円に対して、中計初年度の２０年３月期は３１億円、２１年３月期は３６億円と今期予想に対して大幅低下する見通しであることなどが警戒されている様子だ。

出所：minkabuPRESS