ニッピ [東証Ｓ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比54.6％増の19.1億円に拡大し、従来の51.6％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15億円→30億円(前期は15.5億円)に2.0倍上方修正し、一転して93.2％増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の10.8億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比77.7％増の10.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.5％→9.0％に大幅改善した。