ヴィアＨＤ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で52％の赤字

　ヴィア・ホールディングス <7918> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は7.7億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の7.5億円の赤字→13億円の赤字(前期は5.4億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を52.0％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2.1億円の赤字→7.6億円の赤字(前年同期は5億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は2.3億円の赤字(前年同期は0.3億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-4.9％→-4.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース