ＮＩＳＳＨＡ、今期最終を2倍上方修正

　ＮＩＳＳＨＡ <7915> [東証Ｐ] が8月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比89.9％減の8億円に大きく落ち込んだが、従来の11億円の赤字予想から一転黒字で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→20億円(前期は101億円)に2.0倍上方修正し、減益率が90.1％減→80.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比46.4％減の11.9億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比65.7％減の15.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.1％→1.8％に急悪化した。

株探ニュース