サンメッセ、前期経常を一転30％増益に上方修正

　サンメッセ <7883> [ＪＱ] が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→3.8億円(前の期は2.9億円)に93.0％上方修正し、一転して30.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.5億円→3.4億円(前年同期は2億円)に2.2倍増額し、一転して64.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期の連結業績予想につきまして、売上高は、主力製品である印刷事業の一般商業印刷物のカタログ等が想定より減少しましたが、個人情報を扱うダイレクトメールや包装印刷物のパッケージ等が増加したこと、また、イベント事業につきましても一時期において受注の持ち直しが見られた影響により、発表していた予想を上回る見込みとなりました。利益面につきましては、売上高が想定より増加したことと、コスト低減及び経費抑制に取り組んだ影響により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに発表していた予想を上回る見込みとなりました。