決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … カーディナル、ジーエル、日本アンテナ (11月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月30日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＦＣＭ <5758>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比84.0％増の2.9億円に拡大し、通期計画の5.7億円に対する進捗率は52.0％に達し、5年平均の39.4％も上回った。

★No.2　ジーエル <7705>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比23.2％増の14.7億円に伸び、通期計画の28.2億円に対する進捗率は52.4％に達し、5年平均の32.3％も上回った。

★No.3　カーディナル <7855>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比10.3％増の3200万円に伸びたが、通期計画の1億1100万円に対する進捗率は28.8％にとどまり、5年平均の38.5％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5758> ＦＣＭ 　　　　ＪＱ 　 +15.42 　 11/ 1　　上期　　　 83.95
<7705> ジーエル 　　　東２　　 +7.93 　 11/ 1　　上期　　　 23.19
<7855> カーディナル 　ＪＱ　　 +5.47 　 11/ 1　　上期　　　 10.34
<9709> ＮＣＳ＆Ａ 　　東２　　 +4.83 　 11/ 1　　上期　　　　黒転
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +1.97 　 11/ 1　　上期　　　 -7.75

<6930> 日本アンテナ 　ＪＱ　　 +1.57 　 11/ 1　　上期　　　　黒転
<5217> テクノクオツ 　ＪＱ　　 +1.41 　 11/ 1　　上期　　　 52.60
<7883> サンメッセ 　　ＪＱ　　 +0.70 　 11/ 1　　上期　　　　赤縮
<5386> 鶴弥 　　　　　東２　　 +0.46 　 11/ 1　　上期　　　132.56
<8138> 三京化 　　　　東２　　 +0.32 　 11/ 1　　上期　　　-18.24

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース