クレステック、今期経常を一転15％増益に上方修正・最高益、配当も22円増額

　クレステック <7812> [東証Ｓ] が5月15日大引け後(15:01)に決算を発表。23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比16.4％増の13.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.7億円→15.6億円(前期は13.6億円)に59.3％上方修正し、一転して14.7％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.1億円→6.9億円(前年同期は6.1億円)に6.1倍増額し、一転して13.4％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→82円(前期は78円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.4％増の5.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.6％→10.4％に改善した。

株探ニュース