クロスフォー、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も0.75円減額

　クロスフォー <7810> [東証Ｓ] が6月14日大引け後(15:04)に決算を発表。23年7月期第3四半期累計(22年8月-23年4月)の連結経常損益は1億6500万円の赤字(前年同期は4500万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億0100万円の黒字→2億8800万円の赤字(前期は1億0300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億1200万円の黒字→1億7700万円の赤字(前年同期は1億1600万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の1.5円→0.75円(前期は3.5円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の連結経常損益は5400万円の赤字(前年同期は5800万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.1％→-7.4％に急悪化した。

株探ニュース