東京精密の株価が直近まで３連騰となっている。１９日には前日比１２０円高と上伸して終値で２５日移動平均線を抜いており、２０日時点で株価が５日・２５日の両移動平均線の上位に位置する中、２本の移動平均線のカイ離幅も５４円程度にまで縮小している。１０月中旬以来となる日足ベースのゴールデンクロス示現が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。
　今３月期連結業績は減益見通しであるが、連結ＰＥＲは１６倍台とバリュエーション的には割安な水準にある。配当利回りも２．６％台に達している。