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東京精が3日ぶり反発、第3四半期21%営業増益と自社株買い好感
東京精密<7729.T>が3日ぶりに反発している。6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高1031億1400万円(前年同期比11.3%増)、営業利益231億3300万円(同20.6%増)、純利益152億4600万円(同6.2%増)と大幅増益となり、売上高・利益ともに第3四半期累計として過去最高を更新したことが好感されている。
半導体製造装置部門で、民生エレクトロニクス製品需要の減少によるメモリデバイスやディスプレードライバ、電子部品向けの装置需要の減速傾向が続き、受注高は減少したものの、SiC(炭化ケイ素)などのパワー半導体向け需要、ウエハー増産向け需要が堅調に推移した。また、これまで手控えられてきた設備更新再開の動きが出始めたことから、計測機器部門が緩やかに回復に向かったことも寄与した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高1450億円(前期比10.9%増)、営業利益300億円(同5.9%増)、純利益220億円(同3.2%増)の従来見通しを据え置ている。
同時に、上限を70万株(発行済み株数の1.72%)、または25億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月7日から4月30日までで、株主還元の充実及び資本効率の向上を図ることが目的という。
出所:MINKABU PRESS
半導体製造装置部門で、民生エレクトロニクス製品需要の減少によるメモリデバイスやディスプレードライバ、電子部品向けの装置需要の減速傾向が続き、受注高は減少したものの、SiC(炭化ケイ素)などのパワー半導体向け需要、ウエハー増産向け需要が堅調に推移した。また、これまで手控えられてきた設備更新再開の動きが出始めたことから、計測機器部門が緩やかに回復に向かったことも寄与した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高1450億円(前期比10.9%増)、営業利益300億円(同5.9%増)、純利益220億円(同3.2%増)の従来見通しを据え置ている。
同時に、上限を70万株(発行済み株数の1.72%)、または25億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月7日から4月30日までで、株主還元の充実及び資本効率の向上を図ることが目的という。
出所:MINKABU PRESS
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