シグマ光機の１５年５月期営業利益は前期比９割増見通し

　半導体や液晶装置向けにレーザー関連部品などを手掛けるシグマ光機<7713.T>は７日、１４年５月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比８．６％増の６７億２４００万円、営業利益は同２倍の３億６０００万円、最終利益は同２．２倍の２億９４００万円と急回復となった。また、同時に発表した１５年５月期の連結業績予想は売上高が前期比１４．１％増の７６億７０００万円、営業利益が同９０．０％増の６億８５００万円、最終利益が同５４．４％増の４億５５００万円と売上高、利益ともに大幅な伸びを見込んでいる。企業の設備投資マインドの改善などを背景に機械受注統計などが好調に推移するなか、同社の収益環境も大きく改善している。レーザー加工機など光学要素部品事業、バイオ業界向けなどをはじめシステム製品事業がいずれも好調に推移し、業績を牽引するとみられている。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）