クボテックが大幅反発、第１四半期最終損益黒字転換を好感

　クボテック<7709.T>が大幅反発。前週末１日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高４億８０００万円（前年同期比２２．５％減）、営業損益７１００万円の赤字（前年同期７１００万円の赤字）、純損益４億２１００万円（同７４００万円の赤字）と最終損益が黒字転換したことが好感されている。新大阪営業所の土地建物を売却し、特別利益に固定資産売却益５億３９００万円を計上したことが要因という。
　なお、１５年３月通期業績予想は売上高２９億円（前期比１６．４％増）、営業利益１億円（前期４億５７００万円の赤字）、純利益５億８０００万円（同２億６３００万円の赤字）の従来予想を据え置いている。主力の画像処理外観検査装置は引き合いが徐々に増えているとしており、通期計画達成への期待が強まっている。

クボテックの株価は１０時５７分現在３０３円（△３２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）