ＰＳＳが昨年来安値、１６年６月期営業損益３億円の赤字への修正を嫌気

　プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が４日続落、一時前週末比７２円安の３４９円まで売られ昨年来安値を更新した。同社は５日の取引終了後、１６年６月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の５７億９０００万円から５１億円（前期比０．８％減）へ、営業損益を１億円の黒字から３億円の赤字（前期３億２０００万円の赤字）へ、最終損益を２５００万円の黒字から３億６０００万円の赤字（同２億１５００万円の赤字）へ修正、これを嫌気した。新製品の自社販売を開始する計画だったが製品化が若干遅れていることや、試薬・消耗品はアボット社向けが計画値ほどは伸長していないことも影響している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）