トップカルチ、今期経常を2.4倍上方修正

　トップカルチャー <7640> が10月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年10月期の連結経常利益を従来予想の1億7500万円→4億1700万円(前期は1億5400万円)に2.4倍上方修正し、増益率が13.6％増→2.7倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億0100万円の赤字→4100万円の黒字(前年同期は1億3800万円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループの主軸である蔦屋書店事業において、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請による巣ごもり需要の高まりに応えるために、コミックや児童書などの書籍販売や家でも楽しめるホビージャンル、食品ジャンルなどの特撰雑貨・文具の販売を強化、拡大することで売上高が好調に推移、またマスク・除菌グッズなどの衛生用品の販売を強化することで、売上高は前回発表予想を上回る見通しとなりました。　利益面におきましては、前述した主力商品の売上伸長が奏功し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益とも前回発表予想を大幅に上回る見通しとなりました。