決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 高島屋、あさひ、ニイタカ (12月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月22日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＮａＩＴＯ <7624>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比36.8％減の4.4億円に落ち込み、通期計画の8億円に対する進捗率は56.0％にとどまり、5年平均の77.2％も下回った。

▲No.3　あさひ <3333>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.0％減の51.4億円に減り、通期計画の54億円に対する進捗率は5年平均の107.3％を下回る95.2％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4465> ニイタカ 　　　東Ｓ　　 -4.92 　 12/25　　上期　　　　1.14
<7624> ＮａＩＴＯ 　　東Ｓ　　 -2.08 　 12/25　　　3Q　　　-36.81
<3333> あさひ 　　　　東Ｐ　　 -1.88 　 12/25　　　3Q　　　 -4.97
<8233> 高島屋 　　　　東Ｐ　　 -0.87 　 12/25　　　3Q　　　 46.41
<2796> ファマライズ 　東Ｓ　　 -0.79 　 12/25　　上期　　　 23.85

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース