決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … テラ、シャノン、サンオータス (12月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　フィット <1436>
　22年4月期の連結経常利益を従来予想の2億9000万円→4億5000万円(前期は2億7600万円)に55.2％上方修正し、増益率が5.1％増→63.0％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　シャノン <3976>
　21年10月期の連結経常利益は前の期比44.4％増の5200万円に拡大し、22年10月期も前期比26.9％増の6600万円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　Ｆインタ <7050>
　22年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の14.1億円に急拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1436> フィット 　　　東Ｍ　　 +7.47 　 12/13　　上期　　　179.11
<3976> シャノン 　　　東Ｍ　　 +3.23 　 12/13　本決算　　　 26.92
<7050> Ｆインタ 　　　東Ｍ　　 +3.17 　 12/13　　上期　　　245.01
<7623> サンオータス 　ＪＱ　　 +2.29 　 12/13　　上期　　　 94.74
<2191> テラ 　　　　　ＪＱ　　 +1.98 　 12/13　　　3Q　　　　赤縮

<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ　　 +0.95 　 12/13　　　3Q　　　　　－
<1383> ベルグアース 　ＪＱ　　 +0.52 　 12/13　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース