オーエムツーがしっかり、第１四半期営業減益も悪材料出尽くし感強まる

　オーエムツーネットワーク<7614.T>がしっかり。１１日の取引終了後、第１四半期（２～４月）連結決算を発表しており、売上高８５億７５００万円（前年同期比２．４％増）、営業利益３億４９００万円（同３．６％減）、純利益２億３３００万円（同８．２％増）と営業減益となったが、悪材料出尽くしとの見方から買われているようだ。主力の食肉などの小売り事業でイベントなどに向けた提案型販売に注力したことや、外食事業が堅調だったことから増収を確保したが、食肉などの製造・加工事業が原料相場の上昇などの影響から大きく落ち込み、営業減益を余儀なくされた。
　なお、１５年１月期通期業績予想は、売上高３４５億円（前期比０．６％減）、営業利益１２億５０００万円（同４．４％増）、純利益６億８０００万円（同１２．０％増）の従来予想を据え置いている。

オーエムツーの株価は９時３７分現在８４１円（△５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）