ダイトロン、今期経常を一転2％増益に上方修正、配当も5円増額

　ダイトロン <7609> [東証Ｐ] が8月1日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比20.1％減の28.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の60億円→61.5億円(前期は60.1億円)に2.5％上方修正し、一転して2.2％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.0％増の33.2億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の120円→125円(前期は120円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比17.9％増の16.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.2％→6.6％に改善した。

株探ニュース