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日本ライフL、今期経常を一転微減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/11/05 15:10
 日本ライフライン <7575> が11月5日大引け後(15:10)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.9%減の48.4億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の111億円→107億円(前期は108億円)に3.4%下方修正し、一転して0.2%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.9%増の59.4億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18.5%減の23.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の21.8%→19.0%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結業績予想)連結業績予想につきましては、後述の個別業績予想の修正を踏まえ、当初の計画に対して売上高及び各段階利益における業績予想を修正するものであります。(個別業績予想)当第2四半期累計期間におきましては、リズムディバイスが、BSC社*1製のS-ICDの寄与により堅調な販売実績となった一方、EP/アブレーション及びインターベンションにつきましては、競合製品の影響等により、計画を下回る販売実績となりました。また、販売費及び一般管理費におきましては、増加を見込んでおりました人件費や広告宣伝費、研究開発費等の費用について、当初の想定を下回る実績となりました。第3四半期会計期間以降につきましては、2019年9月にリズムディバイスにおけるCRM関連製品がBSC社製品に全面的に切り替わったことから、当初計画を上回る販売が見込まれます。しかしながら、EP/アブレーションにおきましては、一般的なEPカテーテル及び食道温モニタリングカテーテルにおいて、競合他社の参入により競争環境が厳しさを増していることや、内視鏡レーザーアブレーションカテーテルの新規施設の開拓に想定よりも時間を要していることから、販売は計画を下回ることが予想されます。また、インターベンションにおきましては薬剤溶出型冠動脈ステントについて、一定の市場シェアを獲得しているものの、当初の販売計画を下回る見通しとなりました。以上により、リズムディバイスでは好調な販売が見込まれるものの、EP/アブレーション、インターベンションの減少を吸収するまでには至らず、全体としては若干の減少を見込んでおります。また、販売費及び一般管理費におきましては、当初計画に含まれるBSJ社*2に対する営業支援金につきまして、予定通り支出を見込んでいるほか、第2四半期累計期間において未執行であった広告宣伝費や研究開発費等についても、第3四半期会計期間以降の支出を見込んでおります。しかしながら、第2四半期累計期間までに未執行であった人件費等の一部の費目については、当初の通期計画を下回る見通しであり、また薬事関連費用の一部等については、来期以降の支出となる見通しとなったことなどから、販売費及び一般管理費としては計画を下回る見通しとなりました。以上により、2019年4月26日に公表した通期の業績予想を修正いたしました。(注)上記の業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により業績予想と異なる可能性があります。*1 ボストン・サイエンティフィック社*2 ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
配信元: 株探
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