【売り】パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)調整はまだ継続か=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【売り】パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)

■注目理由
2月5日に第2四半期決算を発表。ユニーの業態転換店舗などが好調。ユニー子会社化の効果もあり、大幅な増収増益を達成。

■テクニカル分析
直近は出来高を伴って売られており、同社株から資金が流出している。また、肺炎などのリスクもあり、もうしばらく上値の重い展開が継続すると判断した。

■事業概要
ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」を全国展開。時価総額約1兆3000億円。PER約27倍 PBR約4倍

■足もとの業績
直近発表の2020年6月期第2四半期決算では、売上高8587億89百万円(前年同期比+67.3%)、営業利益451億13百万円(同+50.3%)、純利益288億90百万円(同+22.3%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の3月1週の勝率が37.5%（6勝10敗）となっており、3月1週は株価が下がりやすい傾向が見られる。今の時期に同社株の購入を検討している方はあらかじめ注意しておく必要があるだろう。