リックス、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　リックス <7525> [東証Ｐ] が2月9日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.6％増の26.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の33.5億円→35億円(前期は29.8億円)に4.5％上方修正し、増益率が12.2％増→17.3％増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.1億円→17.6億円(前年同期は16.5億円)に9.3％増額し、一転して6.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の110円→120円(前期は65円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比22.4％増の9.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.4％→7.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第３四半期連結会計期間（2022年10月～2022年12月）の業績につきましては、円高進行に伴う為替差損が発生したものの、主に自動車、半導体、ゴム・タイヤ、工作機械の報告セグメントで受注・販売が好調に推移し、計画値を上回る業績となりました。第４四半期連結会計期間についても計画値を上回る業績が見込まれることから、通期の連結業績予想（売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益）を上方修正します。※ 上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後　　の様々な要因により異なる可能性があります。

　　業績予想を上方修正したことに伴い、期末普通配当予定を10円増額し70円とします。これにより中間配当を合わせた年間配当金は、１株当たり120円となる予定です。