コナカ、今期最終を一転赤字に下方修正

　コナカ <7494> [東証Ｐ] が2月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年9月期の連結最終損益を従来予想の4.7億円の黒字→2.4億円の赤字(前期は32.3億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　同時に、10-3月期(上期)の連結最終損益も従来予想の15億円の黒字→7.7億円の黒字(前年同期は6.8億円の赤字)に48.4％下方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（3）修正の理由上記（1)の2023年９月期第２四半期連結業績予想につきましては、2023年２月15日付「連結子会社の2023年２月期通期業績予想の修正並びに特別利益及び特別損失の計上見込みに関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドが2023年２月期の業績予想を修正し、特別利益（固定資産売却益）及び特別損失（減損損失）を計上する見込みとなったことに伴い、連結業績見込みについても精査した結果、修正が必要と判断したものであります。修正の主な要因は、下記（２．特別利益及び３．特別損失）を連結業績に取り込んだことに加えて、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドが今回公表しました予想値と前回発表予想との乖離（営業利益 △787百万円、経常利益 △811百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 △965百万円）によるものであります。上記（2)の通期の業績予想につきましては、下半期（2023年４月１日～９月30日）の当初予想を据え置き、上記（1）を反映させて修正しております。国内消費は回復基調にあり、また入国制限等の緩和により訪日外国人による経済効果の期待も高まる一方で、急激な為替変動や物価上昇による国内外の景気減速への懸念等もありますが、様々な営業面やコスト削減の取り組みにより吸収してまいります。２．特別利益株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドにおける固定資産の譲渡に伴い、固定資産売却益769百万円を連結業績に取り込む予定でおります。３．特別損失株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドにおける事業の収益性の低下に伴い、固定資産の減損損失950百万円を連結業績に取り込む予定でおります。（注）上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。