決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … エスプール、キユーピー、アドヴァンＧ (7月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　アドヴァンＧ <7463>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比75.3％増の62.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の22.5億円に対する進捗率が276.5％とすでに上回り、さらに5年平均の52.5％も超えた。

★No.3　カルラ <2789>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結営業損益は9500万円の黒字(前年同期は2800万円の赤字)に浮上して着地した。

★No.5　アオキスーパ <9977>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比15倍の4.3億円に急拡大し、通期計画の6.6億円に対する進捗率は65.5％に達し、5年平均の31.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2471> エスプール 　　東Ｐ 　 +17.09 　　7/ 5　　上期　　　 -1.08
<7463> アドヴァンＧ 　東Ｓ　　 +8.08 　　7/ 5　　　1Q　　　 75.32
<2789> カルラ 　　　　東Ｓ　　 +3.42 　　7/ 5　　　1Q　　 1062.50
<2809> キユーピー 　　東Ｐ　　 +2.21 　　7/ 5　　上期　　　-49.53
<9977> アオキスーパ 　東Ｓ　　 +1.54 　　7/ 5　　　1Q　　 1389.66

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース