決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ネクステージ、象印、ダイセキＳ (10月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月29日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ネクステージ <3186>
　23年11月期の連結経常利益を従来予想の245億円→176億円(前期は190億円)に28.2％下方修正し、一転して7.8％減益見通しとなった。

▲No.2　瑞光 <6279>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の28.3億円→14.5億円(前期は22.1億円)に48.8％下方修正し、一転して34.7％減益見通しとなった。

▲No.3　象印 <7965>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比6.4％減の54.2億円に減ったが、通期計画の61億円に対する進捗率は88.9％に達し、5年平均の81.5％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3186> ネクステージ 　東Ｐ 　 -10.21 　 10/ 2　　　3Q　　　 -2.45
<6279> 瑞光 　　　　　東Ｐ　　 -8.48 　 10/ 2　　上期　　　　黒転
<7965> 象印 　　　　　東Ｐ　　 -7.46 　 10/ 2　　　3Q　　　 -6.45
<7447> ナガイレーベ 　東Ｐ　　 -5.02 　 10/ 2　本決算　　　　0.00
<1712> ダイセキＳ 　　東Ｐ　　 -4.43 　 10/ 2　　上期　　　276.39

<2753> あみやき 　　　東Ｐ　　 -2.40 　 10/ 2　　上期　　　451.41
<2796> ファマライズ 　東Ｐ　　 -1.23 　 10/ 2　　　1Q　　　 -2.93
<5942> フイルコン 　　東Ｓ　　 -0.63 　 10/ 2　　　3Q　　　-35.68

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース