ライトオンはしっかり、上期営業赤字も計画を上回る

　ライトオン<7445.T>はしっかり。２日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１８年８月２１日～１９年２月２０日）連結決算は、売上高３９０億４３００万円、営業損益４億１９００万円の赤字、最終損益１７億６７００万円の赤字となったものの、従来予想の営業損益６億５０００万円の赤字を上振れて着地したことが好感されている。

　９月のシーズン立ち上がりで秋物商品が堅調に推移したものの、１０月以降に気温の高い日が続いたことで防寒商品の動向が鈍かったことに加えて、年末年始商戦で客数を大きく伸ばすことができなかったことが響いた。また、販売不振品に関する大幅な値下げの実施で売上総利益率が悪化したことも損益を悪化させたが、販管費が計画を下回ったことから、計画をやや上振れて着地したようだ。

　なお、１９年８月期通期業績予想は、売上高７７０億円（前期比０．３％増）、営業利益１億円（同９１．７％減）、最終損益１６億５０００万円の赤字（前期４億５７００万円の黒字）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS